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網走番外地

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網走監獄。。

この看板の前に立つと

どうしても

眉間にしわ寄せ

怖い顔になったしまう(>_<)



そして、私の世代で

お調子者の性格の人は

「おひかえなすって!」

と、かまえてしまうとか。。。(笑)

条件反射やねこれ。




そういうわけで。。

今日は、網走監獄(網走刑務所)を

レポートしましょうかね。



まず刑務所の入口をくぐり

目に飛び込んできたのが

掃き掃除をするこの方。

通称「五寸釘の寅吉」だ。




生涯監獄暮らし。

その間、

脱走を何度も繰り返し

その最後の脱走時に

板付きの五寸釘を

足で踏んでしまい(>_<)

それでも、その釘が

足に刺さったまま

3里(12キロ)も逃げたという

日本の監獄史上伝説に残る

「五寸釘寅吉」



でも、晩年は服役を免除され

こうやって監獄の外掃除も

任されるほどの模範囚に

なったそうだ。

どこの世界にも伝説の人って

いるんだね。。

寅吉さんを横目に

門をくぐろうとすると

両サイドに小部屋があり

そこには面会のために

やって来た母親らしき人が

看守を前に色々質問され

待っているところらしい。。。

リアルだなあ。



そして、反対側を見ると

看守が目を光らせている

これも、リアルだなあ。






まず、向かったのは刑務所の「庁舎」だ。

庁舎は刑務所の主軸となる所。

中には、典獄(現在の刑務所長)室をはじめ、

会議室、総務課、戒護課、用度課、

作業課等があって、

保安管理、

数化活動(宗教の力や対人接触により、

良い方向に感化すること)等の

計画執行を検討したところです。



そのなかをグルッと見学したあと

次に向かったのが「休泊所」



ここは受刑者が塀の外に出て、

日帰りできない作業をする場合は

「休泊所」と呼ばれた

仮小屋で寝泊まりしました。

それを再現した建物だ。

中は、こうなっている。。。



別名「動く監獄」と呼ばれ、

その建て方は丸太が材料で、

壁は60~90㎝位掘って

割り板を縦に打ちこみ、

部屋の中央は土間で、

突きあたりがトイレでした。

それには、囲いはなく

四六時中監視されていたのです。

寝床は板張りで、

枕の代用として丸太棒が

床に釘づけになっており、

夜具は薄い柏布団1枚でした。

それにしても。。。

冬は寒そうで。。

囚人とはいえ

過酷な環境で寝かされて

いたんやね。。

次に向かったのは「漬け物庫」




冬の間、野菜が不足する網走では、

秋に収穫した野菜を

越冬用として貯蔵し、

漬物として補いました。


一回の食事で

収容者の与えられる漬物の量は

約25グラムで、

「たくあん」なら3切れほど。

夏場はキャベツ、ハクサイ、

キュウリ等の新漬を食べ、

霜がおりる頃になると

刑務所内の空き地には

丸太が組まれた、

たくあん用の大根干しが始まります。

二十五石桶という、

直径、深さとも

1.6mの巨大な桶に

約3,000本の大根を

つけこんだんだって!



こんな感じで

様々な建物が復元されてたり

移築されてたりと

博物館 網走監獄は、

明治時代から実際に

網走刑務所で使用されてきた

建物を保存公開している

歴史野外博物館です。

ここからは、ランダムにご紹介



網走刑務所は映画でも有名だからね。

健さんの古いポスターも保存されてよ。



網走刑務所は

文学の中でも多く取り上げられてて

その小説の抜粋がパネルに書かれていた



そうそう

囚人達を移動させるときの手錠とか

その刑具なんかも展示されてました。



最後尾の囚人。。

なんか、おかしいぞ(^_^)



囚人達のお風呂にも

お邪魔しました。。

看守が見守る中

後ろ向きでの入浴が

義務づけられていたそうだ。

入れ墨の方もおられました。



北海道開拓と「網走刑務所」

言えることはひとつ。。

北海道は「囚人が開いた土地」

であるということ。。

そういう秘話がここで読めます。

面白いのでご一読を

■「監獄秘話」

■「囚人が開いた土地」

■「建物の歴史」

■「ここは地の果てです」

■「受刑者の生活」


■「受刑者がおそれたもの」



レポート「網走番外地」

おっしまい。

ほんじゃ、まったねぇ~


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