昨年の9月に発表し
コツコツとリハーサルを
積み重ねてきた
還暦記念のコンサートが
明日にと迫りました。
思えば、多くの時間を費やし
準備してきました。
ポスターやフライヤー制作
その為の写真撮影。。。
会場との打ち合わせ
音響、照明との打ち合わせ
演奏曲目の決定とアレンジ作業。
そして、ギターの練習。
アンサンブルの練習。
コーラスの練習。。。
これらを積み重ね。。。
いよいよ3時間のコンサートに臨みます。
僕にとって初めてのワンマンコンサート。
果たして、最後までちゃんと歌えるか。。。
正直、不安は尽きないが
一年間かけてやってきたことを信じ
望みたいと思う。
今日はこのコンサートを支えてくれる
僕の愛器(ギター)を紹介しましょう。
思えば中学2年生の時。
親戚のおばさんが一本の
ギター(クラシックギター)を譲ってくれた。
僕のギター人生のスタートだ。
高校生~大学生、そして社会人。
僕のギター人生を語るに絶対はずせないのがこのギター。
僕は19歳の春、
大病を患い2年間の大学休学を
余儀なくされた。
将来に絶望しかかり
希望を見出せないでいる僕の所に
届いた一本のカセットテープ。
その中に収録されていた音楽が
アメリカのギタリスト
「ステフェン グロスマン」の
ギター音楽だった。
目の前がパッと開けたような気がした。
療養中は貴重な練習時間と化した。
「疲れるから、あまり練習しないように」
と注意をされた。
でも、練習の虫となった。
そして、2年間の療養のおかげで
病も完治。
大学に復学することができた。
その時、
「人生はこれから、頑張れ!」っと
言って
親父が買ってくれたのが
このギターであった。
Martin/HD-28 (1976)
数々のステージで
僕の力になってくれた
このギターこそ
僕のギターキャリアの
再スタートを支えてくれた
ギターなのだ!
親父!感謝してます!
このギターは
コンサートの後半で登場します。
そして、もう1本。
CF.Martin
M-38
シリアル№399230
1976年製
デヴィッドブロムバーグ氏の
アドバイスによって生まれたMシリーズ。
OOOよりひと回り大きなボディと
ロングスケールにより、
レスポンスの良い、
ボリューム感のある
サウンドを作り出している。
ナット幅43m/mのUシェイプネック。
ボディ,ネックとも
コンディションは抜群!・・・
といいたいところだが・・
トップに蜘蛛の巣状のクラックが・・・
それにトップの膨らみも
気になりはじめた。
このギターも僕同様、
中年になっちゃったってことか
90年代半ばまでは
Mモデルで販売されていたんだけど
その後、OOOO-38と改名されて
そして数年後またM-38と再改名。
現在はレギュラーから外され
カスタムオーダー品となっている・・・
とまぁ
マニアックな話に
なっちゃいましたね(ごめん)
でもボディの色、いい感じでしょ~。
飴色のボディが大好きで、
ネックも僕の手にピタッとフィット
弦高の高さも絶妙で
とてもフィンガリングが
しやすいんですよ。
このギターはとにかく弾いたね。
楽器屋業界に入ってからの
バンド活動のメインギターと
いっていいでしょう。
このギターも後半のメインで使います。
まずはこの2本が
これまでの僕を支えてくれた
アコースティックギターなのだ。
頼むぜ!相棒たち!
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いよいよ、明日です!還暦コンサート!
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